中村あやえもん「大好きなことでお金を稼いで独立する方法」には気づかなかった考えがあった

こんにちは！銀りりです。

最近、やたらと本を読みまくっていますが、今回は中村あやえもんさんの「大好きなことでお金を稼いで、独立する方法」の感想文です。

言いたいことをブログ記事のタイトルに入れたら、かなり長いものになってしまいました。

この本、大好きなことをやりたい、という人よりも「自分には何もできない」と思い込んでいる人にオススメです！

なぜ自分には何もできないと思っている人にオススメなのか？

ざっくり内容を説明すると「自分の好きなことを突き詰める→その結果、他人に価値を与えらえるようになる→結果、大好きなことでお金を稼げる」ということが書かれています。

この類の本でよく書かれていることですね。

私の場合、この「大好きなことで稼ごう」と言われても、まず最初に思うのが「そもそも、そんなに大好きなものなんてない！」ということ。

好きなものがないわけではないですが、全てにおいて「そんなに好きではない」のです。

そう自分で思っているので、この類の本を読んでも「好きなことをつきつめて稼ごう」なんて書いてあったら、その瞬間に本を閉じていました。

どうせ自分にはできないし・・・と。

しかし、中村あやえもんさんは「自分が提供できる価値があること気づく」ことが大事とされていて、その方法も書かれています。

例えばアニメ好きの人の価値に気づく例として・・・

上記の引用は一例ですが、自分の価値にどう気づくか、そして「自分自身が本当は人に提供できる価値を既に持っている」ということが強く訴えられております。

私自身が実際に「好きなことだけやって人に価値を提供できる人間かどうか」はまだわかりませんが、かなり勇気づけられる内容です、いやホントに。

独立にはスキルも資金も人脈もいらない？

自分には提供できる価値あるものがないと思っている私は、ついでにいうと、人脈も資金もスキルも何にもありません。

私ほどひどくないにしても、同じように「資金がないしなぁ・・・」「何のルートもコネもない」と独立を諦める人も多いのではないでしょうか。

しかしこの本では「スキル、人脈、資金、集客、セールス、必要ナシ」と言い切っちゃってます。

なぜかというとこの本では「競争ビジネスではなく、分かち合いビジネス」を提案しているから。

先ほどの「自分が気づいていない価値」は、そもそもゴミのように（捨ててもよい）もの。

ならばどんどん人に与えられる→すると人が集まってくる→ビジネスになる、と解説されているのです。

今、私が数行で説明しただけだと、いまいち伝わらない気もしますが・・・このあたり、具体的に「自分の価値をどう見つけ、それを人にどう伝え、さらにそれをビジネスまで昇華させるにはどうするべきか」が丁寧に書かれています。

これも他の本の悪口になっちゃいますが、だいたい「そんなのできるわけねーだろ！」とか「説得力ゼロだな、クソがっ！」とか思うパターンが多いのですが、そんなツッコミなく読むことができました。

独立だけじゃなく普段の生活で活かせそうな本

この本では当たり前ですが基本的に「好きなことで独立する方法」について書かれています。

そしてその方法は究極にまとめた言い方だと「自分の価値に気づくこと」もっと言うと「自分はそのままで十分に価値がある」ことに気づくこと。

たまにスピリチュアルな本で「そのままでいいんだよ」的なことが書いてありますが、いまいち実感できないことも多いんですよね（私の場合は）

それが「今の自分が人に分かち合うことができること」を探す方法が書かれているので、「今のままでいい」という言葉にも説得力があり、こっちも納得し、「ならば自分が提供できる価値を探そう」って気分にさせてくれるのです。

まだ実際に何も動いておりませんが。

「今の自分のままじゃダメだ」と焦っている人は一度読んでみてもいいかもしれません。