こんにちは!銀りりです。
久しぶりに漫画1巻だけを読むです。
以前にも書いてきた超がつく漫画オタクから「面白い」と言われた作品です。
Contents
突然、太古の世界へタイムスリップ!そこで見たものとは?
あらすじをざっとご説明。
大学のゼミ仲間と、オーストラリアへ卒業旅行に来ていたタイガ。彼らは、偶然入った洞窟で古代の壁画を発見する。その時、突然、洞窟が崩落。全員、奇跡的に無事で、入り口とは違う穴を見つけ洞窟から脱出することに成功。しかし、そこでタイガたちが目にしたのは、現代にはいるハズのないマンモスなどの古代生物。タイガは数万年前にタイプスリップし、サバイバル生活を送ることになる。
最初に洞窟に入った入り口とは違う場所から出たら、数万年前の太古の世界。
もちろんスマホもつながらないし、誰も助けに来てくれない。
もう最悪のシチュエーションですね。
ところが主人公のタイガくんは、恐怖と同時に「生きている実感」を得てある意味いきいきしはじます。
私からすると考えられません。
大学生男女7人は自分たちのもつ知識をフルに使い、この太古の世界で生き抜こうとしていきます。
見たことない生物が出てくるのが意外と勉強になる
タイガたちが洞窟を抜けて(つまりタイムスリップして)、周囲の状況から異変を感じていたその時、最初に目にするのがコイツ。
ご存知ですかね?
カリコテリウムという動物です。
全長2メートル、体高1.8メートルほど。体型はウマに似るが、蹄の代わりに鉤爪を持つのが特徴。通常はこの爪を保護するようにナックル・ウォーキングで歩いていたと推測されている。前脚が後脚に比べ極端に長く、そのため下半身へかけて背中が著しく傾斜するのも特徴。
長い腕と鉤爪を駆使し、木の葉を枝から手繰り寄せて食べていたと推測される。前脚の鉤爪は外敵に対する防御の役割も果たしたかも知れない。
住環境としていた温暖な森林の規模が縮小したことを切っ掛けに、更新世を最後に絶滅したと考えられている。
出典:Wikipedia
最初、これは作者による想像上の動物なのかと思ったら本当にいたみたいです。
こんな感じで古代のことが色々と漫画を通して知ることができます。
そういう意味では(虫の生態がわかるという意味では)テラフォーマーズと似てるかも。
関係ないですが、こないだテレビでボディービルを見る機会があって「テラフォーマーズに出てくるゴキブリそっくりだな」とか思いました。
どうでもいい話でしたね。
一番怖いのは動物ではなく人間
タイガやリクはタイムスリップした世界に生息する生物から、自分たちがやってきた時代が人類がすでにいた時代かもしれないと推測し始めます。
もしかしたら集落があるかもと期待をもつメンバーもいますが・・・一番怖いのはやはり人間。
食料を確保しに出かけたタイガたちは、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人のむごたらしい戦いを目の当たりにしてしまいます。
調べてみると、ネアンデルタール人は結果的には絶滅してしまいますが、我々ホモ・サピエンスよりも脳も大きく視覚も優れていて、体格も良かったそうです。
でも、弱いホモ・サピエンスが生き残ったわけですね。
なぜ弱い者が勝つことができたのか、そのあたりがもしかしたらタイガたちのどう生き延びていくのかに描かれているのかもしれません。(2巻読んでないのでわかりませんが)
まとめ:ヒトも動物も敵という中でどう生き抜いていくのか?
2巻以降気になるのは、まったく話が通じないであろう「ヒト」がいる世界で現代人が「どうやって生き抜いていくのか?」ということじゃないでしょうか。
今のところ(第1巻では)タイムスリップした大学生は誰1人と死んでいないのですがそのあたりも気になりますね。
こう考えると、気になることが多いですね。
つまり続きが気になる作品ではあります。