こんにちは!銀りりです。
本を読む機会が多いのに「内容が全然頭に残らない」「内容が思い出せない」なんて人におすすめなのが、メンタリストDaigoさんの著書「知識を操る読書術」です。
YouTubeでDaigoさんのチャンネルをみると、科学的なデータを何も(資料などを)見ずに解説しているのですが、なぜそこまで覚えることができるのか?Daigoさんならでなの読書から知識を得て定着させるためのノウハウが書かれています。
Contents
「読んだ後、どうなっていたいのか?」を明確にする!
知識を自分のものにしたいのなら「読む目的」を明確にするのが大事なんだそう。
●何を目的に読むのか?
●何を得たいのか?
●読んだ後どうなりたいのか?
確かにこれを意識するとしないとでは、全然成果は違いますよね。
私は、チコちゃんに叱られそうなほど、普段はぼーっと生きているので、この内容を読んだ時は「確かにそうだ」と非常に印象に残りました。
普段から意識高い人は当たり前なのかもしれませんが、私は書店で超ランダムに一切興味のない分野の本を購入したりするので、目的自体がないことも多かったんですよね。
「知識を操る読書術」には、実際に「どう読み進めれば自分が得たい知識を手にすることができるか」が詳しく書かれております。
しかも「大して面倒じゃなく誰でもできる」内容です。
これポイントですね。
このブログでは「誰でもできそうなこと」にちょっとこだわっているのですが、「知識を操る読書術」の読む準備は手間がかからず誰でもできちゃいます!
「アウトプットがなぜ大事なのか?」から聞き手の心を掴む説明の仕方まで解説してある!
よく言われる「アウトプットが大事」ということも、この「知識を操る読書術」で書かれています。
ワシントン大学の実験によると、実際に人に教えたかどうかは重要ではなく「教えるつもりで読む」だけで記憶への定着率が28%上がることが判明しています。
なので、読んでいる時も誰か親しい人に内容を説明するつもりで読むことで、本の内容が自分のものになりやすいということ。
家族でもパートナーでも、近くにそういう人がいなければ最悪キャバ嬢でも・・・。
「実際にどう説明すれば聞き手の心に届くのか?」まで解説してあります!
人に教えるつもりで読むことで知識が定着しやすくなる・・・というところで終わらず、「人に教える時、どう話せば聞き手の心に届くのか?」といったところまで解説してあります。
例えば
最初にいわゆる専門用語、テクニカルタームをポンと短めに投げかけましょう。すると聞き手の頭の中に「その言葉はなんだろう?」と疑問が浮かびあがります。
これも誰でも意識すればできそうですよね。
そういえば、TBSの「有吉ジャポン」というテレビ番組で、女子高生が言っている言葉がさっぱりわからなかったのですが(例:ピープス女子など)、やはり「どういう意味?」と気になって番組を見てしまいました。
速読術や多読は重要ではない!科学的根拠から解説!
読書術といえば「速読」や「多読」などが思い浮かびますが、これらの方法を科学的根拠に基づいてぶった斬っています。(つまり否定しています)
確かに以前、速読術の本を読んで「斜め読み」とかやったことがあったんですが、内容を把握することすらできませんでした。
「知識を操る読書術」では、科学的根拠に基づいた方法ばかりが記載されているので安心して、そして素直に読むことができました。
最後に一番響いた引用を
この本の中で最も印象に残ったのが
アウトプットを具体的に想定しながら、インプットとして本を読む時、脳はいつも以上の働きを見せてくれるのです。
これだけでも覚えておくことで、その後の様々なインプットの結果が変わるかもしれません。
そしてあなたの脳は、使い方次第であなたが思っている以上にすごい能力を発揮してくれるかもしれません。