仕事に役立ちそうな何か

まんがで変わる!「仕事は楽しいかね?」を読めば変化が起こるかも

こんにちは!銀りりです。

ちょっと難しい本なんかを漫画でわかりやすく描く「まんがでわかる・・・」シリーズは色々なものが出版されていますね。

でも、この「まんがでわかる・・・」的な本を今までほとんど読んだことがありませんでした。

読んだことがあっても記憶に残っていないだけかもしれませんが。

で、今回読んだのはこちらの本。

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)

この本、今まで色んな自己啓発本を読んでも何も変わらなかった人にはオススメです!

本当に何か変わるかもしれません。(保証はできませんが・・・)

本の内容をカンタンに

この本は、見てのとおりデイル・ドーテン著「仕事は楽しいかね?」の漫画版です。

オリジナル版は日本だけで20万部を超えるベストセラーとなった本。

本の「はじめに」のところに書いてあるのですが、この本がベストセラーになるということは、「仕事に悩みを抱える人がいかに多いか」ということがわかりますね。

主人公のカフェアルバイト店員女性、奈津と、別のカフェのオーナーである、老人マックスが中心となる物語を漫画部分で描いています。

そして漫画の解説&補足も文章で書いてあります。

奈津はアルバイトをしながらデザイナーを目指すも正社員の職につくことができず、そんな中、周囲は結婚をしたりして自分だけが取り残されているような、そんな将来に不安を抱えながら過ごす女性として描かれています。

そんな奈津に仕事が楽しくなるための方法をマックスが教えていくわけですが・・・。

よくある自己啓発本に書かれているようなことが結構否定されています。

目標なんて意味がない!

フリーター生活から脱却するために、奈津は「目標を立てそれに向かって一歩ずつ進んでいく必要がある」と考えていたのですが、老人のマックスはその考えを否定します。

奈津が言った「目標に向かって進んでいく」という言葉を、マックスはわざわざ紙に書かせてそれに「✖️」をつけて「目標を立てること」を否定します。

場合によってはケンカになるんじゃないかという方法ですね。

なぜ目標を立てることが「×」なのか?

目標を立てることが無意味な理由の1つが「未来は誰にも予測できない」から。

人生はそんなに規則正しいものではありません。
規則から外れたところでこそ、いろんな教訓を与えてくれるものではないでしょうか。
(本文より)

それよりも大事なの日々変わること進化していくこと。

人生は進化だ。
そして進化の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くかまったくわからないところなんだ。
(本文より)

では進化していくためには何が必要なんだよと思っていまいますよね。

まあ、それもちゃんと書いてありました。

必要なのは目標を立てるのではなく「試す」こと

進化するために必要なのは、新しいことを色々と「試す」こと。

そしてその試すことを「続けること」で毎日違う自分になれる。

漫画の中では、奈津が勤務するカフェで色々と新しいサービスを「試して」みます。

こうして色々と試すことで奈津は自分がやりたい仕事ができていると気付きます。

まあ「漫画の中で都合のよい設定と物語だろ」と切り捨てることもできますが、試すだけならタダなのでやってみるのもアリかもしれません。

より良く変化するには何度でも「試す」しかないということですね。

この本のオススメポイント!実践してみたいと思うとこ!

この本のオススメポイントはやはり「読みやすさ」と「説得力」そして私のような超グータラ人間にでも「できそう&やってみたい」と思わせてくれたこと。

読みやすさは漫画に置き換えられていることもあるかもしれません。

そして一番説得力があったのは「未来予測なんて誰にもできない」ということ。

未来の予測とは、単純に出来事や社会の流れじゃなく、自分自身の心や考えも含めて予測なんてできない、というのは長年仕事をしてきて感じるところでもあります。

そしてやはり一番大きなおすすめポイントは「できそう&やってみたい」と思えること。

昨日と違う自分になる、ちょっとした変化を起こすだけなら、学歴がなかろうが、職種がどうであろうが、職場環境がどうであろうが、出来そうな気がちょっとします。

かといって今なんにも思いつきませんが。

いや、正直微妙なのは思いつきます。

仕事からの帰りのルート変えてみるとか、バカでかい声で挨拶してやろうかとか・・・多分、試すってことはそういうことじゃないですね。

ちなみに「仕事は楽しいかね?」は本編では「仕事は楽しいかね?2」「仕事は楽しいかね?《最終講義》」も出ているので、そちらも読んでみたいと思います。