こんにちは!銀りりです。
当たり前ですが、努力して自分を変えたり、生活を変えたりするのは大変です。
自己啓発本を読んでだりしても、中々変われないですよね。
今回読んだ本「3秒でハッピーになれる名言セラピー」(ひすいこたろう)は、現実や自分を変えることなく「モノの見方を変える方法」が、成功をおさめた人、逆境から立ち直った人たちの名言と共に書かれています。
様々な人たちというのが・・・
●カメラ売上5年連続北関東甲信越1位の家電量販店を立ち上げた人
●お客がこなかったお好み焼き屋を繁盛させた人
●1兆円の赤字を1年で黒字にした社長
●エレベーターの遅さにクレームが殺到!そのクレームを1日でなくした人
などなど、気になる人たちがどんなモノの見方をしていたかが書かれています。
「成績が伸びる生徒」を言い当てた心理学者の言葉
いくつも名言が紹介されていますが、私が個人的にめちゃくちゃ興味を惹かれたのが、ある心理学者の言葉。
その心理学者は、学校で講演をした後、先生にある予言をしたそうです。
「あの生徒と、あの生徒と、あの生徒は、これから成績がグンと伸びるから」と、先生に予言したところ、数ヶ月後、本当に生徒たちの成績が伸びたのだそうです。
一体なぜわかったのか、先生が心理学者に尋ねると・・・「当てずっぽう」との答えが。
「これのどこが名言なのか?」と思ってしまうのですが、この言葉で「先生の生徒を見る目」が変わる→それによって生徒も変わるということ。
つまり「自分の見方を変えることで周りが変わる」ということだそう。
これが本当なのだとしたら、いろんなことに使えますよね。
というか使いたくなりますよね。
もちろん、自分の都合の良いように見て他人を変えるという意味ではなく、「余計な偏見を持って他人を見ない」ということが言いたいのだと思うのですが、「偏見を持たない」だけでも周りが変わって見える(良い面を見ることができたりする)のだと思います。たぶん・・・
3秒でハッピーになれる=3秒で簡単に出来てしまうことばかり
先ほどの「先生の生徒を見る目」のように、自分が他人を見る目を考えるのは3秒で確かにできます。
いや3秒もかからないかもしれません。
タイトルに「3秒でハッピーになれる」とあるように、3秒で出来てしまうことばかりが紹介されています。
1度に何分もかかるようなことはやろうと思ってもできませんが、3秒ならやってみようと私なんかは思ってしまいます。
「ハゲが治る方法?!」などエピソードが面白いものが多い!
この記事の冒頭にも書きましたが、気になる人たちのエピソードが多く紹介されています。
●ハゲが治る名言
●売上が7.5倍になった自転車屋さん
●太りすぎの人たちの共通点
●25歳の億万長者の言葉
●売れない営業マンの共通点
上記のような人たちのエピソードは、名言とか自分に役立つとか、そんなのに関係なく「へぇ〜」と面白く読めましたね。
なんというか、人にドヤ顔で喋りたくなるようなエピソードです。
といっても女性ウケは全くしない気がしますが。
オジサン同士の飲みの席での会話なら使えそうなエピソードがいくつも取り上げられています。
正直、中には「これは名言じゃないだろう」と思うものもありますが、そんなことどうでもよくなりますね。
割と役に立つことが書かれていると思います。