こんにちは!銀りりです。
何か人に頼みごとをしたい時、普通にお願いするよりもOKをもらいやすい方法があります。
それは一緒に食事に行くこと。
合わない上司にお願い事をする必要がある時や、ランチは気軽に行ける仲だけどデートはいまいち誘いづらい女性に対して使えそうな心理学の知識です。
美味しい食事が相手に好印象を与えてくれる!
ランチョンテクニックという言葉をご存知でしょうか。
これは食事(ランチ)を共にすると相手に好印象を与えるという心理効果のこと。
美味しい料理を食べると「幸せ〜」と感じることがありますよね?
つまり「快楽」が生まれます。
この快楽を感じた時に一緒にいた人や、話していた内容を美味しい料理と結びつける心理が働き、ポジティブな印象になると言われているんです。
美味しい料理を一緒に食べる→「あの人良い人だったな」
このような心理を「連合の原理」と呼びます。
心理学者のグレゴリー・ラズラン(アメリカ)が提唱したものですね。
CMにタレントが使われていたりするのもその一例です。
初デートではやはり美味しいお店で食事するべき!
この心理効果があるとするならば、デートでは絶対に食事に行くべきですね。
しかし、味がいまいちだと「連合の原理」の効果は得られそうにないので、「ここの味は間違いない」というお店をしっかりリサーチする必要があるでしょうね。
といっても私は絶対外さないお店をあまり知らないので、テレビで見たお店に実際に足を運んで確かめたりしています。
これはヒマな人しかできないかもしれませんね。
というわけで申し訳程度に美味しいお店を探すためのリンクだけ貼っておきました。
お願いごとは食事に!
ある程度食事に行く仲の相手でも、さらに仲を深めたい(旅行に行きたいとか)、あるいは仕事の交渉ごとをする場合でも食事をしている時の方がオススメです。
食事中は対立を避けるという心理が働き、交渉ごともスムーズに行く可能性が高いとされています。
仕事で何かお願いごとをしなくてはいけない、けど「あの上司にいうの面倒なんだよな」という時は、食事に誘ってみるのも手かもしれません。
食事の最後に甘いものを食べてドーパミンを出させよう
連合の原理と同じような心理作用に「情動の錯誤帰属」というものがあります。
甘いものを食べた時にドーパミン(快楽物質)が分泌されます。
その快楽はデザートによるものですが、一緒にいた人が原因だと考えてしまうのが「情動の錯誤帰属」。
ということで、ムリしてでも一緒に食べちゃいましょう。
これを読んでくれている人たちの交渉ごとやらデートやらが少しでもうまくいきますように!